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2014年4月5日土曜日

【チェインクロニクル】ニンファのハピトレってホントに30%も上昇するのかな

というコメントをいろんなところで見かけるので気になって。
でもデータ集めるのは前回ので懲りたので今回はネットに落ちてるデータを使用しました。

ここに置いてあるのを使いました。
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Aq4QtR_XsDYTdFVDMWpkd0w0UGk4dUM4YUV1WFdxaFE#gid=0
(2014/4/5の14時頃にダウンロード)

手順
①落としたデータの「宝箱」の部分は使いにくいのと、今回は「何番目の宝箱が落ちたか」ということを扱わないので、全部個数に直す。②魔導探知機とお宝好きについても興味がないので、これらについてのデータも削除。
③落ちた宝箱の個数に関するデータを「ハピトレなし」「ハピトレあり」に分け、それぞれx1,x2とする。
④x1に1.3をかける。この値は、ハピトレによって期待値が1.3倍になるという仮定が正しい時に得られるデータを表す。
⑤x1とx2に対してt検定。


【結果】
(誤差棒は±1SE)。
x1の平均値は2.74個(SD=1.097 , n=294)で、
x2の平均値は2.30個(SD=0.814 , n=1384)。

理論値=「ハピトレ無しのときのドロ数×1.3」の平均値。
実測値=「ハピトレ有りのときのドロ数」 の平均値。
理論値と実測値に有意差(t(364.45)=6.51, p < .001)。

また、ハピトレの上昇率の期待値を「ハピトレあり」/「ハピトレ無し」とすると、この値は、2.30/2.11=1.10。

【結論】
「ハピトレの上昇率は1.3倍である」という仮説は正しくない。
でもって数字だけで考えるなら1.1倍ぽい。

データの信頼性に問題があるので、参考程度に……。


【ソース】(Rを使ってやってますが、この記事自体息抜きで作ってるので無駄な部分が多いです)
#####data_input#####
dat <- read.csv("ninfa_happy_treasure2.csv",header=T)
colnames(dat) <- c("day","cond","week","dif","score")
dat$cond <- sub("アビなし","none",dat$cond); dat$cond <- sub("ハピトレ","hapitore",dat$cond);
dat$cond <- sub("魔導探知機","madou",dat$cond); dat$cond <- sub("お宝好き","otakara",dat$cond);
dat <- subset(dat,dat$cond!="madou" & dat$cond!="otakara")
junban <- c("none","hapitore")
dat$cond <- factor(dat$cond,levels=junban)
dat$week <- sub("月曜","Weekday",dat$week); dat$week <- sub("火曜","Weekday",dat$week);
dat$week <- sub("水曜","Weekday",dat$week); dat$week <- sub("木曜","Weekday",dat$week);
dat$week <- sub("金曜","Weekday",dat$week); dat$week <- sub("土日","Holiday",dat$week);
dat$dif <- sub("初級","low",dat$dif); dat$dif <- sub("中級","mid",dat$dif);

scoreRewrite <- function(dat){
  ind1 <- which(dat[,5]=="1")
  ind12 <- which(dat[,5]=="1, 2")
  ind123 <- which(dat[,5]=="1, 2, 3")
  ind1234 <- which(dat[,5]=="1, 2, 3, 4")
  ind124 <- which(dat[,5]=="1, 2, 4")
  ind13 <- which(dat[,5]=="1, 3")
  ind134 <- which(dat[,5]=="1, 3, 4")
  ind14 <- which(dat[,5]=="1, 4")
  ind2 <- which(dat[,5]=="2")
  t1 <- t2 <- t3 <- t4 <- rep(0,nrow(dat))
  t1 <- t1+1; t1[ind2] <- 0
  t2[c(ind12,ind123,ind1234,ind124,ind2)] <- 1
  t3[c(ind123,ind1234,ind13,ind134)] <- 1
  t4[c(ind1234,ind124,ind134,ind14)] <- 1
  t1234 <- t1+t2+t3+t4
  dat <- cbind(dat[,1:4],t1,t2,t3,t4,t1234)
  return(dat)
}
dat <- scoreRewrite(dat) %例えばt3は、左から3番目の宝箱を示す。
                                              %t1234はそのクエストで得られた宝箱の個数。

#####statistics#####
x1 <- dat$t1234[dat$cond=="none"]*1.3
x2 <- dat$t1234[dat$cond=="hapitore"]
t.test(x1,x2,var=F)

    Welch Two Sample t-test

data:  x1 and x2
t = 6.5123, df = 364.453, p-value = 2.458e-10
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0
95 percent confidence interval:
 0.307271 0.573121
sample estimates:
mean of x mean of y
 2.741497  2.301301

2014年3月12日水曜日

【チェインクロニクル】ニンファの天運で僕の"運"はどれほど上昇するのか【第二弾】

前回の記事(第一弾)で、40回試した程度でニンファちゃんの天運を測ろうなんておこがましい、ということが分かったので、今回は試行回数を100回以上に増やしました。

【方法】
・グループ①…ニンファあり(ヴァネッサ、ヴォルグ、ベルナデット、ニンファ、控えツカム氏)
・グループ②…ニンファなし(ヴァネッサ、ヴォルグ、ベルナデット、メルヴィナ、控えダスティ)
・前回やろうとしていたニンファ控えグループは削除しました(大変なので…)。
・スロットは自動で止まるまで待機

【結果】
・グループ①…平均1.67個(sd=0.641, n=107)
・グループ②…平均1.42個(sd=0.514, n=110)
・ただし図の誤差棒は標準誤差を示す。
・welchのt検定による統計的に有意な差(t=3.22, p=0.001)がみられた。

【結論】
・天運で増加するマナの個数の期待値は0.25個。
・誤差を考慮してもだいたい0.1~0.4個(95%信頼区間)なので、少なくとも10回に1個ぐらいは増えると言える。

2014年3月11日火曜日

【チェインクロニクル】ニンファの天運で僕の"運"はどれほど上昇するのか

【追記】試行数を増やしたより正確な調査を新たに記事にしています!
【チェインクロニクル】ニンファの天運で僕の"運"はどれほど上昇するのか【第二弾】
この記事の情報は古いので、上記の記事を参照してください!

前回の記事のストッパー検証にてニンファをゲットしました。
でも使ってて思うんですがニンファの天運って効果あるのかないのかよく分からない。
もしかして期待値って0.1個しか変わらないんじゃ…と思ったので検証
実感が分からないからってベンチに待機させてしまったら、実際は損してるかもしれませんしね。

【測定方法】
・グループ①…ニンファあり
・グループ②…ニンファ控え
・グループ③…ニンファなし(ベースライン)

・スロットは自動で止まるのを待つ
・測定は「賢者の塔」の「力の塔」のフリークエスト「研究成果」で実施
・試行回数は各10回。waveが4なので各グループ40回分の測定値が集まる。
・パーティは戦士3+ヴァネッサで、ニンファが居ない条件ではアイアリスが加入
・5人目はフレンドじゃない人から適当に一人



各グループで10回ずつ(各群40試行)試してみた結果です。
縦軸はマナの個数の平均値を表します(なお誤差棒は±1SE)
2つの図は縦軸を伸ばし縮めした同一のものです。

平均値は、
・あり = 1.45個 (sd = 0.552) 1個:23回、2個:16回、3個:1回
・控え = 1.60個 (sd = 0.591) 1個:18回、2個:20回、3個:2回
・なし = 1.50個 (sd = 0.506) 1個:20回、2個:20回、3個:0回
です。

結果として分かるのは、ブレ幅デカすぎて1回1回のクエストで天運を体感することはできない、ということです。
グラフに示した平均値の差もほとんど誤差の域です。
自分で出した値とはいえ信じがたいな……

仕様上必ずニンファありとニンファなしには差があるはずなので、統計的に有意な差が現れるまでは、もうしばらくニンファ有り無し控えの3条件のサンプルをストーリーを進めながら集めてみます。

【チェインクロニクル】チェンクロのストッパー検証

チェインクロニクルの精霊石を使用するガチャにはストッパーというものがあるそうです。
8回連続でR(読み方はレアだが、出てくるカードの種類の中では一番レアじゃない)が出た場合、9回目は必ずSRまたはSSRが出るとのこと。

ネットでの見解は「ほぼ間違いない」(しかも異口同音に)
要は既に結論が出ている考察なのですが、実際に測定した人は見かけない。
ということで検証です。
データはネットに転がっていた動画サイトのいくつかと、自分で引いた51試行

サンプルは全て何かのフェスの最中に引かれたものなので、R、SR、SSR率もそれぞれ掲載しておきます。

150万ダウンロードフェス(351試行)…R0.746、SR0.208、SSR0.046
ログホラガチャ(115試行)…R0.739、SR0.200、SSR0.060
副都フェス(2014/3/11開始。51試行) …R0.824、SR0.157、SSR0.020

ちなみに、残念ながら副都フェスは自分が引いたものです。
初課金だったのにSSR1枚だけ…無念。
謳い文句では副都フェスでのSSR率はもう少し高かったと思うので、運が無かったのでしょう。

それはさておき、このように3イベントのデータが入り混じっていますが、全てにストッパーがついているならば問題ないでしょう。
ということで調べてみた結果…
こんな感じです。
x軸は連続してRが出た回数、y軸は頻度を示します。
黒線は実測値で、確かに、9回以上3が連続することはありえないことが分かります。
赤線は予測値①となっていますが、これは、 Rのカードが常に同じ確率で出ると仮定した場合の推移を示します。y=a^x+bの式になっているはずです。すなわち、ストッパーなしの仮定に基づく推移を示します。
青線は予測値②となっていますが、これは、Rのカードが7回目までは常に同じ確率で出るが、8回目までずっとRが出続けた場合、9回目は必ずRが出ないと仮定した場合の推移です。すなわち、ストッパーありの仮定に基づく推移を示します。

なお、y軸を実際にRが出た回数にした場合、値は順に、
31回、13回、16回、8回、6回、4回、10回、16回、0回、0回
となります。

図の黒線が赤線よりも青線の推移によりよく当てはまることと、9回以上連続してRが出た例が存在しないことから、ストッパーが存在する確率は高いと思われます。

以下、サンプルデータを拝借させて頂いた動画リスト


・【チェインクロニクル】150万DLフェスを150回ガチャしてみた
https://www.youtube.com/watch?v=oz7kLG9Xx9U


・Chain Chronicle 150萬下載紀念UP 202連抽
http://www.youtube.com/watch?v=6JRvFDgGKKM

・【チェインクロニクル】ログホラコラボガチャ 欲しいのはお前だ、にゃん太1
https://www.youtube.com/watch?v=STjxkzH5G0s

・【チェンクロ】ログホラガチャぶん回し!!
https://www.youtube.com/watch?v=Kb1T7vl1gPY

・https://www.youtube.com/watch?v=Majj-ey0OGI
【チェンクロ】ログホラコラボガチャを引いてみた!!

・チェインクロニクル・ログホラガチャ
https://www.youtube.com/watch?v=eu44OgNSg9s

・【Qoo攻略】萌妹子《Chain Chronicle チェインクロニクル》 記錄的地平線29連抽實況!結局竟然係!!!
https://www.youtube.com/watch?v=DJcJKVUSZqQ